「医療法人わかば会」の創立60周年の記念に何か未来へつながる事業をやりたい、と始まった有料老人ホームの建設も構想7年、着工から2年の歳月を経てようやく2010年9月に完成しました。 佐世保市踊石町の静かな丘の上に誕生した「わかばテラス」は、地上2階、地下1階建ての英国クラッシックテイストあふれる、落ち着きとくつろぎを大切にした有料老人ホームです。 70室80名が入居可能なゆとりをもち、1階にはデイサービスも併設しております。建物を優しく包み込むように佇む約1,000坪の庭園は、数々の栄冠に輝くランドスケープアーティスト石原和幸氏がプロデュース。 花や緑が入居される方の心を癒し、生きる姿勢を励ますといった、美しい環境が与える様々な効果をリハビリテーションに結びつける、里山療法を取り入れた、他に類を見ない施設になっています。 地域と共生した質の高い医療と介護、自然や心の癒しが融合した総合施設として、佐世保から新たなコミュニティのかたちを発信していきます。 入居者が自らここでの暮らしを楽しむ、 そんなライフスタイル創りを目指します。
わかば会では「わかばごころ」を理念として掲げています。 私達が、理念をわかばごころという和言葉にしたのは、わかば会の理念を固く難解言葉で表現することを避けたかったためです。このわかばごころが、若者であろうと、高齢者であろうと、障害を持った人であろうと、外国人であろうと、感情を持った人間であればどなたでも心の深い部分に染み込み、納得できる言葉であるように、そしてすべての方々とわかばごころを共有できることを願っています。