- じょくそう(床ずれ)
- 経鼻経管栄養
- 胃ろう・腸ろう
- 尿道留置カテーテル
- 人工肛門
「わかばテラス」の母体となる「医療法人わかば会俵町浜野病院」は2020年で創立70周年を迎えました。佐世保の地域住民とともに歩んできた「わかば会」は、「医療と介護の融合」をテーマに、これまでの経験をもとに、より地域と共生した質の高い医療体制を実現させるプロジェクトとして、この「わかばテラス」を設立いたしました。協力医療機関である俵町浜野病院をはじめ、わかば会グループの各介護施設と連携することにより、幅広い受け入れが可能です。また、入居者様のお体の状態の変化に合わせた施設の転移もスムーズにさせていただける環境が整っています。さらに医療法人わかば会を象徴する取り組みである認知症に対する非薬物療法、リハビリテーション、「里山療法」の導入があります。植物が人間に与える生命へのリハビリテーション効果は、日々の心にうるおい与え、豊かな感情を育んでいきます。このような多方面からの医療バックアップは、入居者様の心を癒し、生きる姿勢を励ます場所となっています。
私たちは、医療・介護・住居(生活環境)とともに日々の「食」も重要な要素と考えます。施設専属の調理スタッフと管理栄養士が在籍し、栄養バランスはもちろん、嚥下や咀嚼が難しくなってきた方、基礎疾患のある方にも個々に対応したお食事を提供いたします。くつろぎながらお料理を堪能していただけるよう、ダイニングは落ち着きのある設計を施しております。「わかばテラス」では、入居者・利用者様が食事制限によるストレスを出来る限り感じることなく、また、飽きることなくお召し上がりいただけるための豊富な食事メニューを準備しております。さらに日常のお食事には、日本の里山をモチーフに英国テイストを取り入れた優美なオルソープガーデン内にある自家菜園で、入居者・利用者様とともに育てた四季折々の無農薬野菜を味わっていただけます。大地の恵みと生命の恩恵は、心に元気と活力を与えるだけでなく、自然と笑顔を生み出していきます。季節の移り変わりを五感で感じられる環境で、生命の源となる食生活を楽しんでいただきたいと思います。
生活するうえでもっとも重要な要素となる住空間。佐世保との歴史的な繋がりもあるといわれる英国貴族として名高いスペンサー家の邸宅をコンセプトに、解放感のある天井高、ゆとりある空間設計、格式高いインテリアにふんだんに取り入れた自然光。そして、そこに居るすべての人々を四季折々の美しさが魅了する広大な庭園。細部までこだわり抜いた内外観が、落ち着いたくつろぎの生活をもたらします。その堂々たる佇まいと、グランドステージに相応しいクラス感が、そこで過ごすすべての時を上質なものへと変えてくれます。開かれた施設でありながらも、プライバシーと個性を尊重した居室は、個室60室と二人部屋10室があり、入居者様の求める生活スタイルに合わせたお部屋がお選びいただけます。その他、より快適な生活を送っていただける付帯施設も充実させました。施設一階には、デイサービスとトレーニングルーム、ご家族やご友人とお寛ぎいただける和室に応接室、また、施設地下一階には、どなたでもご利用いただけるコミュニティスペースを用意いたしました。
※写真は一例です。小物類、装飾品はお部屋についておりません。
思い思いの時を楽しむ。
日々の食を楽しむ。
人とのふれあいを楽しむ。
生きがい探しを楽しむ。
毎日を楽しく過ごしていただきたい。
そんな想いでつくった「わかばテラス」では、日常生活上の支援や機能訓練等はもちろんのこと、「生きがい感」に寄り添うお手伝いをさせていただくことで、自立の可能性を最大限に引き出すことを目的としています。 入居者・利用者様が意欲を高め、生活の質が向上できるよう趣味活動等に重点を置き、一日を楽しくその人らしく過ごせるのが特徴です。里山療法に関連する、ガーデンの散策や庭仕事や畑仕事、収穫した作物を用いた里山料理の製作をはじめ、花の水盤の製作、定期のピアノコンサートなどを行っています。
ひとりひとりの、わかばテラスでこんなことがやりたい。こんな風に過ごしたいという気持ちに応える場所になっています。